ワンオペ育児ママの孤独や子育ての不安を乗り越える3つのコツ!
東京・埼玉・千葉のベビーシッターサービス
本記事では、ベビーシッター兼レジリエンス認定トレーナーが子育て中の方へ育児が楽になるヒントをご紹介しています。
結婚してからというもの家事や子育て、仕事に追われ忙しい日々を送っている方が多くいらっしゃるかと思います。
そんな子育て世帯の間で耳にしたことがあるであろう「ワンオペ育児」。
その、ワンオペって何?と疑問に感じている方もいるかもしれません。
今回は、「ワンオペ育児」という言葉の意味やどんな状態を指してしるのか、ベビーシッターとして様々なご家庭の内情を沢山みてきて生で感じたことや、ワンオペ状態を上手く乗り越えるコツをお伝えしていきます。
「毎日家事・育児に追われていて、ツライ・限界!」というママ・パパは必読です。
これらの不満・負担を感じたことありませんか?
- 夫の残業が多く帰りが遅い
- 共働きだけど家事育児の分担皆無
- 休日子どもの相手をしてくれない
- 自分が体調不良でも子守り
- お部屋のお片付けがエンドレス
もくじ
ワンオペ育児とは?
「ワンオペ育児」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
語源は、チェーン店などで従業員ひとりがすべての業務をきりもりすることで問題になった「ワンオペ(ワンオペレーション=ひとり作業)」和製英語です。
このように、1人ですべてを行う過酷な状況に近いことからパートナーの単身赴任や残業などの理由で、夫婦のどちらか一方に家事や育児の負担がかかっている状態を「ワンオペ育児」と呼ぶようになりました。
ワンオペ育児の多くが、ママがワンオペ状態になっている家庭が多く見受けられますが、どこからどこまでがワンオペという定義はなく夫婦のどちらかに負担が大きくかかっているときに「ワンオペ育児」状態になっていることを指すのかもしれません。
ワンオペ育児の背景
労働時間の増加
理由のひとつに考えられるのは、男性の労働時間の増加です。
「日本人の働き方と労働時間に関する現状」の調査によると、平日に10時間以上働く男性の割合は1981年の20%から2011年には44%と増えています。
労働時間の増加で帰宅時間が遅くなり、夫は家事や育児と向き合う時間がほとんど取れないと言う現状です。
結果、専業主婦はよりいっそう「働いていない分、家事や育児をするのは当然」と考えられやすくなっているのかもしれません。
晩婚化による地域コミュニティー不足
もう1つの理由は、女性の晩婚化、晩産化です。
社会に出てある程度のキャリアを積んでから出産する女性は、地域やママ同士のつながりが希薄な状態からの“母親スタート”となることが少なくありません。
ひと昔前は、祖父母はもちろん、近所の人が乳幼児を抱えている親をサポートしてくれるコミュニティがありました。
それが今では核家族化が大半をしめ地域社会とのつながりが薄れているため孤独に感じやすくなっている傾向にあります。
そして、共働き世帯は自身の仕事をこなしながら家事や育児のほとんどをこなすママ。
共働きなのに夫の帰りが遅く、相談相手にならない!戦力にならない!戦力外通告をだしたい!となってしまうご家庭も…
ワンオペ育児はどんな状態?
- 実家が遠方で頼れる人がいない
- 共働き世帯でよくあるお困り例は、残業などで保育園のお迎え時間に間に合わない。
または、数時間だけの用事で出かけたいけど近くに親戚がいない。
これらの状況ですべてひとりで何とかしなければいけない状態。
- パートナーの帰宅時間が遅い
- 夫婦のどちらかが朝早くから夜遅くまで仕事で不在。必然的にワンオペの時間が長くなる。
子どもの急な発熱で保育園へお迎えに行かなければならない。そんな時はなぜか母親。
これらの状況ですべてひとりで何とかしなければいけない状態。
- パートナーが育児に無関心
- たとえその場にパートナーがいたとしても、「今日は休みだからゆっくりしたい」と家事も子どもとの遊びにも積極的に関わらない状態。
夕方のお風呂も子どもと一緒に入ってくれない…など状況は様々。
このように、背景は様々。
「この現状をどうにかしたい」と夫婦で話し合いを重ね、状況が改善したケースもあるでしょう。
しかし、多くの夫婦が「夫と話し合っても平行線のまま」、「現状を改善したいけれど、お互いの職場環境が変わらず働き方を変えることができない」など、努力はしているものの解決までには至っていない。
そんなご家庭も多いのではないでしょうか。
では次は実際にツライ育児を乗りきる為のヒントをご紹介していきます。
ワンオペ育児を乗りきるコツ
- パートナーと話し合い
- ワンオペ育児の大きな原因は、どちらか一方に家事や育児の負担が大きくなっていることです。
パートナーと話し合いの時間を作ることも大切でしょう。
そのとき、一方的につらさや大変さを伝えても、なかなか聞き入れてもらえないこともあるかもしれません。
そのようなときには、「ご飯を作る」「ゴミ出しをする」など、家事や育児の一つ一つの動きを書き出し、パパやママそれぞれが何を行っているのか目に見える形にしてみてはいかがでしょうか。
言葉にするより、書き出してみることで見えることもあるかもしれません。
「このときが大変だから少し手伝ってもらえないかな」と伝えることで、相手も時間を作ろうと努力してくれるかもしれません。
やってもらえたときには「ありがとう」と感謝の気持ちも伝え合いたいですね。
- コミュニティーに参加
- ワンオペ育児のときには、「どうして私だけ…」と不満が大きくなっていくこともあるかもしれません。
そのようなときには、一人で抱え込まず自分の気持ちをはき出せる交流の場を作ることも必要です。
一人で悩みを抱えたままだと、気持ちも沈みがちになってしまいます。
ママ友や支援センターの先生、ときにはSNSのなかでもよいかもしれません。
愚痴や自分の思いを言える仲間がいるとスッキリして気持ちが楽になったり、また頑張ろう!
と元気をもらえることもあるでしょう。
- ベビーシッター・家事代行を活用
- 「家事代行サービス」や「ベビーシッター」など近年子育てをサポートする多くのサービスが充実しつつあります。
2020年以降、行政の補助券がいくつかでてきています。
お金を払ってまで行うことでも…と躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、ベビーシッターを利用したママのなかには「毎日忙しくワンオペ育児に疲れていたけど、思い切ってベビーシッターを活用して子どもを預け美容院やショッピングを楽しんだらとても気持ちが楽になった」という方が多くいらっしゃいます。
自分の時間を作ることで気分転換になったり、自分らしくいられることもあるようです。
一人ですべてをやろうと意気込むのではなく、ときにはプロの力を借りて自分の時間を積極的に作ってみてもよいかもしれません。
ここまでお話ししてきましたが…正直言って一般的に言われている解決方法です。
もちろん、これらの方法で解決する事は多くあります。
但し、もっと大切な解決法をお伝えしていきます。
あたりまえに気づく
※誤解を招く可能性があります。
大前提として、「ワンオペ育児でツライ思いをしている方に楽になって欲しい」ために少し痛みの伴うお話をさせて頂きます。
結論から言うと、
「ワンオペ育児ツライ」と思う事をやめましょう!
もうあなたは散々パートナーにお願いをしてきたであろうし、話し合ってきたことでしょう。
でも改善しなかったからここまで読み進めてきて、何とか改善策を模索されているのではないでしょうか?
なぜ、ワンオペ育児で悩んでしまうのか?
それはあなたが相手に「期待をしているから」です。
子どもができる前に「家事ができる人」「育児参加してくれる人」などの条件が揃っているパートナーを選んだのでしょうか?
当初はそれらのことなど考えず、その人と一緒にいれることだけを望み家族になったはず。
ワンオペでツライという悩みは、後からでてきた「要望」ですよね?
それに相手が答えてくれるか、答えてくれないかはこちらではコントロールできる問題ではないのです。
もし、答えてくれないのであればできる限り理想に近づく為に「ベビーシッター」または「家事代行」サービス等を活用する提案をするのも一つです。
持つのは「希望」です。
相手に期待をせずとも解決する方法はあるはずです。
そしてもう一つ大切なポイントは「感謝」です。
あたりまえに仕事をしてきてるパートナーを認めてあげられていますでしょうか?
まさか「働いていてあたりまえ」なんて思っていませんよね?
もし、そう思っている方はかなりの高確率でパートナーに「家事・育児はあたりまえ」と同じように思われているはずです。
ならば、「いつもありがとう」の気持ちを持ってみませんか?
最初は難しいかもしれないですが、先ずはあなたから「相手を認めてあげる」ことを始めましょう。
今度は相手から「いつもありがとう」が返ってくるはずです。
※ありがとうの言葉を期待するのはNG。
今日はやっぱりツライことが多かった…だけどパートナーが○○してくれたからまだ良かった!
※「単身赴任」「DV」「お金を入れてくれない」など最悪の状況を当てはめてみてください。
私はベビーシッターとして、シングルマザーのご家庭から超富裕層のご丁寧まで様々なご家庭にお伺いし、生活の中身をはっきりと見ていますが、一見お金持ちでも困っている悩みはあり、「あたりまえ」なんてないとつくづく実感致します。
なので、捉え方を変えて少しでも自分が精神的に楽になるようになる道を探すしかありません。
今は私の方が大変だけど、あなたは住宅ローンの返済70歳まであるし大変よね。
など思ったら女性で良かった!と少し楽になりませんか…?
男性なら、「死ぬほど痛い思いせずに子どもを授かれて良かった」など自分はまだラッキーだ!
と捉えて生活をしていった方が絶対に楽ではないですしょうか?
それともツライ事だけにフォーカスをして何十年も過ごしていきたいでしょうか?
例えが悪くてすみません…
全てあなたの捉え方一つで苦にも楽にも、見える景色を変えることができます。
すこし厳しい表現になってしまいましたが、 「ワンオペ育児でツライ思いをしている方に楽になって欲しい」 と思いお伝えさせて頂きました。
捉え方についても詳しいお話はこちらの動画で解説しています。
ひとりで悩むのはもうやめよう
ここまで、ワンオペ育児について意味や乗り越えるコツをご紹介してきました。
ワンオペ育児で悩んでしまう方の多くは、すべてを一人で頑張ろうと抱え込んでしまいがちです。
しかし、育児はうまくいかないことも多く、悩んだり不安になったりすることがあるかもしれません。
ときにはベビーシッターや家事代行サービスを上手に活用しながら自身のリラックスタイムを取ってみてはいかがでしょうか。
ベビーシッターならついでに育児相談まで乗ってくれるので一石二鳥です。
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