ベビーシッターのオススメ活用法3選!男性部門日本一の現役シッターがサービス選びのコツを伝授
東京・埼玉・千葉のベビーシッターサービス
本記事ではベビーシッター兼レジリエンス認定トレーナーが子育て中の方へ育児が楽になるヒントをご紹介しています。
コロナ禍で急速に在宅ワークが増え、保育園や小学校の対応も自治体によって対応が分かれるため親御様はあちらこちらから振り回されているのが現状です。
急な休園や半日オンライン授業などがあり、ご自宅でこどもをみながら仕事をするには限界がありますよね。
とはいえ、そういった保育機関・教育機関にすぐ入園できるとは限りません。
そこで、頼りになるのがベビーシッターです。
ところが、ベビーシッターに依頼するとなれば安全面や金銭面での不安があるかと思います。
そこで、全国1.2位を争う(前職マッチングサイトにて)現役ベビーシッター「ココカラ」の代表取締役 井上がベビーシッターの選び方、シッター利用の注意点、料金の相場、おすすめのシッターサービスについても解説します。
シッター選びの際のご参考にしていただければと思います。
もくじ
シッターサービスの内容
ベビーシッターと聞くと赤ちゃんのお世話を思い浮かべる方が多いですが、実際には0歳~10歳までの幅広い年齢のお子様のサポートをします。
子どもと関わることが好きな方や、実際に保育や子育て経験がある方が仕事としていることが多いようです。
ベビーシッターは保育士、 幼稚園教諭や助産師、看護師、チャイルドマインダーなど 子どもと関わる資格を持った方が多いです。
こうした国家資格以外にも、専門の勉強を行い、「認定ベビーシッター」などの民間資格を取得して働いている方もいるようです。
ベビーシッターは主に保護者が不在のときに自宅にお伺いし、子どものお世話をしてくれます。
育児をしているなかで子どもを預けて用事を片づけたい!
育児のサポートをしてもらいたい!というときはありませんか。
そのようなときが、ベビーシッターサービスを活用するタイミングです。
例えば、冠婚葬祭など子どもを連れて行くのが難しい用事ができたときや保育園や幼稚園のお迎えに間に合わないときの送迎、産前・産後ケアなどさまざまな場面でベビーシッターにお願いができます。
また、子育て中は子どもが優先となり自分の時間を後回しにしてしまうこともあるかもしれません。
そんな時にベビーシッターを利用することで夫婦の時間を確保しゆっくり食事や買い物に行く共働き夫婦も増えてきています。
それでは、実際にどのような利用方があるのかご紹介していきます。
自宅シッティング
- ベビーシッターと聞いて多くの方が思い浮かべるのが、自宅でのシッティングです。
シッターさんが自宅に立ち入ることに不安を感じる方もいらっしゃいますが、立入禁止の部屋を決めておけばプライベートな空間は守られます。
自宅でのシッティングでは、慣れた空間でいつものおもちゃで遊べるため子どものストレスも少ないでしょう。
シッティング中に、朝食、昼食、夕食の時間が含まれる場合には、シッターさんに食事の補助をお願いできます。
食事は保護者が用意する必要がありますが、時間がなければ出前サービスを活用してもよいでしょう。
※シッティングとはベビーシッターが保育をおこなうこと。
公園遊び
- あらかじめ依頼をしておけば、散歩や公園遊びもお願いできます。
午前中から夕方までの長時間のシッティングを依頼する場合は、屋外遊びを取り入れてもらいたいですね。
ただし、多くのシッターサービスでは自転車での移動には対応していないようです。
病児保育
- 子どもの発熱、病気などで保育園や幼稚園に通えなくなったときに助かるのが病児保育です。
病児保育は自治体が運営している病児保育室でも行っていますが、需要過多の状態で利用できないことが少なくありません。
また、感染症に感染することも心配です。
加えて、自治体の病児保育室の多くは未就学児のみ対応で小学生は未対応なので多くの保護者が戸惑ってしまいます。
その点、シッターの病児保育であれば、自宅で乳幼児から小学生までの子どもを見守ってもらえるので安心できますね。
シッターサービスのすべてが病児保育に対応しているわけではありませんので事前に確認しておきましょう。
保育園・習い事送迎
- 保育園や幼稚園、習い事などの送迎もシッターさんにお願いできます。
子どもを起こして朝ご飯を食べさせて登園させるといった朝の一連の育児を依頼できますので早朝勤務の方も安心です。
また、未就学児だけでなく、小学生の習い事の送迎や宿題の見守りなども依頼できます。
入浴補助
- 多くのシッターサービスで沐浴・入浴サポートを提供しています。
シッターさんは入浴せず着衣のまま子どもたちにシャワーを浴びさせるサービスです。
暑い季節は「外遊び後にシャワーを浴びてからお昼寝をさせてください」といったお願いもできます。
臨時休園・休校
- 「いつもは保育園、幼稚園、小学校に通っているけれど新型コロナウイルス感染症の影響で登園、登校できない」という場合にもシッターサービスは力強い味方になってくれます。
2020年の緊急事態宣言時は、保育園、幼稚園、小学校のほとんどが臨時休園・臨時休校になりました。
在宅勤務になった保護者の方は、育児しながらの仕事に困難さを感じていたのではないでしょうか。
状況によっては再び登園・登校ができなくなる可能性があります。
その際は、コロナ休園・休校に対応しているシッターさんに依頼することで仕事を続けやすくなるでしょう。
レッスン
- 会社によってはシッターさんの得意なスキルを活かして、保育をしてもらえるサービスもあります。
例えば、英語会話/ピアノ/リトミック/体操/ロボットプログラミング等、さまざまなスキルを持ったシッターさんがいます。
保育+習い事要素も合わさるとなると一石二鳥でお得な感じがしますね。
但し、それらはオプション料金(¥1,000程)が追加となることがほとんどです。
それでもかなりコスパが良いので活用しないという選択はないですよね。
料金の相場
タイプ | 入会金/年会費 | 料金/時間あたり |
マッチング型 | 無料の場合が多い | 1,000円~4,000円とスキルによる |
派遣型 | 1万円~10万円が一般的 | 2,000円~ 4,000円と会社による |
フリーランス | 無料の場合が多い | 1,000円~2,500円程 |
お得にシッターを利用する方法
利用したいけれどやはり料金が高くて…
自己負担を減らす方法はありますか?
内閣府ベビーシッター派遣事業割引券
を活用していくと良いでしょう!
「内閣府ベビーシッター派遣事業割引」を活用すると子ども1人当たり1日2,200円が補助されるので、自己負担が大幅に軽減されます。
会社によっては福利厚生の一環として、シッター料金の半額程度を助成する制度があることもあります。
これらの制度をフル活用すれば、自己負担は非常に少なくなると思います。
- 内閣府ベビーシッター派遣事業割引券は誰でも使えますか?
- 厚生年金に加入している会社にお勤めで、会社が割引券を取り扱っていれば利用可能です。
会社の負担は70円または180円ですので現在割引券を導入していない会社でも従業員からの働きかけで導入してもらうことは十分に可能です。
対象年齢は未就学児と、小学1年生から3年生までの児童です。
補助が無いからと諦めずに会社に交渉してみましょう!
- 内閣府ベビーシッター派遣事業割引券はどれくらい安くなりますか?
- 子ども1人1回当たり2,200円、双子の場合は9,000円、三つ子以上は1万8,000円割引されます。
対象児童1人につき1日2枚利用できて、1ヶ月当たり1家庭最大24枚使えます。
月額の最大割引額は5万2,800円です。
利用例:保育園送迎+保育サービス2時間を1人分、1時間2,200円(税込み)のシッターサービスを利用した場合。
4,400円-4,400円=0円 2時間分無料でシッターサービスを利用することができます。
※交通費は補助券の対象外になります。
つまり、交通費のみの負担でサービスを活用できます。
詳細は内閣府ホームページを参照。
対象利用者 | 割引券導入済みの企業の従業員 |
対象年齢 | 未就学児と小学1年生から3年生(身体障害者手帳、療養手帳を交付されている場合は6年生まで対応可能) |
割引金額 | 1枚2,200円 月間24枚利用可能 1ヶ月最大5万2,800円割引 |
対象人数 | 兄弟or妹同時に利用可能。2人兄弟の場合は2枚利用できるため割引金額は4,400円になる。 2人兄弟or妹であっても月間利用可能枚数は24枚 |
他に補助券はありますか?
会社の福利厚生の割引サービスがあります!
企業の福利厚生の割引サービスを活用すれば、リーズナブルな価格で自宅でのシッティングサービスを受けられます。
制度を上手に使って、お得に賢くベビーシッターサービスを利用しましょう。
ベネフィット・ワンの割引券の場合:
・割引額700円×30時間/月 (最大21,000円)
・割引額700円×30時間/月 但し、上限2時間/日
・割引額1.000円×288時間/年 (最大288,000円)
と会社さんによって様々です。
ぜひご自身はどのサービス券を利用できるのか確認してみてください。
無ければ導入を検討して頂きましょう。
利用時の注意点・不安要素
これらのニュースを見ると、男性シッターさんは怖い!危ない!と不安を抱く方も多いかと思います。
ですが、一部の犯罪者がいるからといって男性保育士さん、シッターさん、先生たちを除外していくような動きは決してあってはなりません。
女性がそれをしてしまうとせっかく男性が重い腰を上げ、育児参加してきているこの流れを止めることに繋がり兼ねないからです。
社会全体で男性の育児参加・子育て参加を拒否しているようなものだからです。
保育園などは男性保育士さんをもっともっと増やし男女のバランスを取った方がより良い保育ができると感じています。
政治の世界とは逆の状態ですね。
話が脱線しました…
利用時の確認ポイント
- 最低限の信用、安心感を得るために必要なポイントを解説致します。
・ シッターが保有する資格や必要な研修を受講しているかどうかが明確にされているか(マッチングサイトでは個々のシッターの情報として提供されているか)
・身分証、ライセンス証明書を事前打ち合わせの際に持参いただく。
・トラブルがあった場合などの相談窓口を設けられているか。
裏技ポイント!相談窓口に電話をしてみて直ぐに電話が繋がるかどうか確認する。
繋がりにくい会社さん多いので…
・料金(基本料金、交通費の扱い、キャンセル料)などのルールが明朗になっているか、利用規約は明示されているか、保険の加入状況
・どの様な保育が得意か、どの様な方針で保育されているかなどを聞き、相性確認。
・お子さんとも会わせ相性確認。
お互いの相性確認はとても大切です。
たとえ相手がベテランだとしても人と人なので合わないものは合いません。
矛盾しますが、お子様も親御様も初めて会う相手なので緊張気味になるので一概に一度目の様子で合わないと決められるものではありません。
なので、不安点、気になるような事があれば遠慮せずに色々と質問をし、少しでも親御様が安心感を得られるようにすることが重要かと思います。
対処法
- 身分証明書で本人確認をし、住所や連絡先も確認
- お子様にGPSを付けている事を事前に伝える
- Webカメラを設置していることを事前に伝える
- 人間性・お互いの相性を見る
私たちシッターはもう二度と子供たちが被害にあって欲しくないと思い、日々どうすればお子様の事件・事故を防げるかを模索していますが現状、一番効果的なのはWebカメラかと思います。
多くの方は会社の面談が問題、無資格だから等に目を向けていますが私はそうとも言えないと思います。
なぜなら、キッズラインでの事件の犯人は保育士免許を持っていたいわば保育のプロ。
そして、親御様が在宅中の隣の部屋で犯行が行われていたそうです。
これで資格があるから安心。しっかり面談された人だから安心など言えるのでしょうか。
なので、事件・事故を防ぐ為には予防策としてWebカメラの設置があることを伝える。
今のところこれが一番の予防策になるかとみています。
(注)カメラの設置を隠して伝えない方が多いようですが、あくまでも目的は未然に防ぐことなので!
事故が起きてから証拠の映像があります!では遅いですよね…
よくある質問
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土日祝日でも対応可能?
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ベビーシッターサービスは土日祝でも対応しています。
年末年始などは対応が難しいこともありますが、通常の週末であれば問題ありません。但し、活動しているシッターさんが少ないのでお早目の予約をオススメします。
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お泊り保育は可能?
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会社によりますが、24時間対応可能なところが多いです。
深夜まで対応しているシッターさんはかなり限られるので前以ってお探しするのが良いでしょう。終電がない場合いんはタクシー代を負担するのが一般的なようです。
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何歳まで対応可能?
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多くの会社で、小学生までの子どものシッティングに対応しています。
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自宅の近くにシッターサービスがない場合は?
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シッターサービスがご近所になくても大丈夫です。
会社の所在地は関係なく、シッターが居住しているエリアからおおむね1時間程度で移動できるのであれば来てくれることが多いです。
まとめ
- ・Webカメラの設置を事前にしっかりシッターさんに伝えて事故予防を意識。
・ベビーシッターサービスを選ぶ際は自治体の認定業者になっているか。
または保育関連の資格を持っているかどうかも重要です。
但し、資格があるからといって完全に全てお任せして信用するのはまだ早いですよ。
・しっかりと理念を聞き、お子さま、親御さまとの相性もかなり重要になってきます。
・内閣府ベビーシッター派遣事業割引券や企業の福利厚生の割引サービスを活用すれば、リーズナブルな価格で自宅でのシッティングサービスを受けられます。
制度を上手に使って、安心してお得にベビーシッターサービスを活用し自分時間・家族時間を大切にしていきましょう。
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育児相談など、お気軽にお問い合わせください。